「ありがとうにはどんな効果があるんだろう?感謝で人生が良くなるって本当? 」
「ありがとう」は人生を豊かにしてくれる特別な感謝の言葉です。
積極的に言い続ければお金持ちになれると噂の「ありがとう」には、いったいどんな効果があるのか気になりますよね。
- ありがとうにはどんな効果があるのか?
- 感謝で人生が良くなるのは本当なのか?
- ありがとうの効果を引き出すコツは?
など、ありがとうの力を使って人生を良くするために知りたいことも多いはず。
そういうわけで今回は、『ありがとうにはどんな効果があるのか』『感謝で人生が好転する理由』について解説します。
ありがとうの効果を最大限引き出すコツも紹介します。
ありがとうの効果がすごい!感謝を伝える効果で人間関係が好転する!
「ありがとう」という言葉には良い人間関係を築いたり、お金が巡ってきやすくなったりする効果があるとされています。
たった一言を口にするだけでこんな強力な効果があるなら嬉しいですよね。
ここからは、ありがとうが持つ3つの効果を紹介しつつ、なぜ感謝することで人生が好転するのかについて解説します。
ありがとうの効果①:より良い人間関係を構築する
ありがとうには相手とのコミュニケーションを円滑にして、より良い人間関係を築けるようになる効果があります。
ありがとうと言うことで、好意的に接していることを相手に伝えられるのです。
なので、口にするたびに相手からの印象が良くなり、困ったことが起きたときに周囲の人が助けてくれやすくなります。
愚痴や陰口ばかり言っている人よりはるかに敵を作りにくくなるはずです。
また、ありがとうで感謝を伝えると、気持ちを落ち着かせてくれる幸せホルモン「セロトニン」が分泌されます。
セロトニンは精神安定剤に近い化学構造を持つ脳内物質。
分泌されると強力なストレス緩和効果を発揮するので、嫌なことがあっても平常心をキープしやすくなります。
なので、冷静になって心の余裕ができ、無用なトラブルを起こさなくなるんです。
逆にセロトニンが足りていないと、協調性や仕事への意欲が低下したり、うつ病になりやすくなったりするとされています。
さらに、不足するとパニック障害や強迫性障害を引き起こす可能性も。
手軽にセロトニンを増やしてこうしたリスクを低減できるので、ありがとうを言わない手はないでしょう。
ありがとうの効果②:夫婦関係や恋愛で幸福度が増す
ありがとうには夫婦関係や恋愛で幸福度が増す効果もあります。
ありがとうと感謝を伝えると、セロトニン以外にも「オキシトシン」という幸せホルモンが体内で分泌されるんです。
オキシトシンには自律神経を整える効果があります。
分泌されるとストレスが低下したり人にやさしくなれたりするので、イライラしてケンカしてしまうリスクを減らせるんです。
さらに、ありがとうは言ったほう・言われたほうどちらにも効果があります。
パートナー同士でお互いにありがとうを伝え合うことで、円満な関係を維持して幸せな時間を過ごせるでしょう。
実際に、ありがとうを声に出して伝えると仲がよくなるというデータがあります。
ゴディバジャパン株式会社は2019年の2月9日から11日にかけて、ありがとうに関するアンケート調査を実施しました。
その中にはパートナーとの関係について尋ねる項目も含まれます。
調査の結果、恋人・配偶者にありがとうと言葉で伝えている人は、伝えていない人よりパートナーとの仲が良い傾向がありました。
前者は90%以上の高い割合でパートナーとの仲がいいと回答しています。
一方、後者に関しては仲がいいと答えた人の割合が50%にも満たず、ありがとうを言うかどうかで明確に差があったんです。
さらに、パートナーとの仲の満足度についても前者のほうが高くなっています。
ありがとうを積極的に言うことでパートナーと良い関係を構築し、幸福度アップにつなげられるできるでしょう。
出典:〜「ありがとう」に関する調査〜9割以上の人が文字よりも「声」の「ありがとう」が嬉しい!「ありがとう」と「声」に出す人は幸福度や年収が高く、パートナーとの仲もいい傾向
ありがとうの効果③:お金が巡ってきやすくなる
ありがとうを毎日言い続けていると、結果的にお金が巡ってくる可能性が高まります。
お金持ちにはありがとうを積極的に言う人が多いんです。
実際にゴディバジャパン株式会社によるアンケート調査では、ありがとうをよく言う人ほど年収が高い傾向があります。
ありがとうを1日4回以上声に出して伝える人の平均年収は371.0万円でした。
これに対し、1日4回未満の人は平均年収が349.9万円で、積極的に伝える人より20万円以上低いという結果になっています。
もちろん、ありがとうを言うだけでお金が降ってくるわけではありません。
ただ、同僚や部下など周りが気持ちよく働けるようになる効果があるので、仕事が成功しやすい環境が作れるのは間違いないでしょう。
ありがとうを口に出してお金が減るリスクはないので、試してみる価値はあります。
感謝を伝える効果!ありがとうの言葉の効果を引き出すコツとは?
ただ唱えるだけじゃなく「ありがとう」の言葉と気持ちを一致させる
ただ機械的に唱えるだけではなく、気持ちを一致させたうえで感謝の言葉を口にしましょう。
ありがとうと言うと幸せホルモンのオキシトシンが体内で作られます。
実は人にやさしくしたり感謝したりすると、オキシトシンが分泌されやすくなるんです。
つまり、感情がきっかけとなって分泌されるホルモンといえます。
心の底から感謝の気持ちをのせてありがとうを言うことで、さらなる幸福度アップ効果が期待できるんです。
でも、ありがとうを言うタイミングで急に気持ちを高めるのは難しいですよね。
オキシトシンは人に興味関心を持つだけでも分泌されるといわれているホルモンです。
なので、誰かとコミュニケーションをとるだけでも一定の効果はあります。
言わないよりは言ったほうが良い効果が期待できるので、まずは積極的に口に出すことを優先しても良いでしょう。
感謝の効果を高める!ありがとうと言うタイミングは早朝・寝る前
ありがとうと唱えるタイミングは早朝・寝る前がとくに効果的です。
寝る前にありがとうを言うと、ストレス解消効果が期待できるオキシトシンが分泌されます。
すると、今度は別の幸せホルモン「セロトニン」の量が増えるんです。
セロトニンは質の良い睡眠をもたらす「メラトニン」の材料になるので、気持ちよく眠って睡眠不足由来のストレスを解消できます。
オキシトシン自身にもストレス低減効果があるため、相乗効果が期待できるでしょう。
また、早朝にありがとうを言うと、セロトニンを効率よく増やせます。
なぜなら、セロトニンは日光を浴びることによって、体内での分泌が促進されるためです。
適度な運動を行うと、さらに分泌効率アップが期待できます。
可能であればストレッチやウォーキングなど、朝日を浴びながら軽めの運動をするのがおすすめです。
「ありがとう」をたくさん言い続ける!声に出して唱える
「ありがとう」と声に出して唱えることで効果をアップさせられます。
ゴディバジャパン株式会社が行った調査では、1日4回以上声に出して言う人と言わない人では前者のほうが幸福度が高いです。
前者は10点中7.1点、後者は6.0点という結果になっています。
こちらのデータから考えると、ありがとうは声に出して言ったほうが幸福度アップ効果が高いといえるでしょう。
また、ありがとうは言う側にも聞く側にも効果がある言葉です。
心の中で思うだけでもある程度の効果はあるものの、声に出せば効果アップだけでなく、周りの人へ良い影響を及ぼします。
自他共に良い効果が期待できるので、どうせなら声に出して言うのがおすすめです。
まとめ
今回は、ありがとうの効果は本当にすごいのか、そして感謝で人生が好転する理由についてお伝えしました。
ありがとうは言う人・聞く人に対して良い効果を発揮する感謝の言葉です。
ありがとうを積極的に伝えるようにすると、夫婦関係を含む人間関係がうまくいったり、お金が巡ってきやすくなったりします。
今回は、ただでさえ強力なありがとうの効果を激増させるコツも紹介しました。
言われて不快になる人はほとんどいない言葉なので、ぜひ明日からありがとうを口癖にしてみてはいかがでしょうか。