

社員向け環境冊子。この黄色と緑色のロゴマークが
社内のあちこちに張られている。
ルイ・ヴィトンでは、パリの本社をメインに、環境問題に取り組んでいます。本社では、ごみの分別を実施する、公共交通機関の利用を推進する、電力消費を見直すなど、経営サイドから声をかけながら本格的に取り組んでいます。こういった取り組みは日本にもノウハウとして伝えられており、徐々に取り入れていく方向にあります。
また、レザーはもちろん、10年前に立ち上がったプレタポルテも含め、素材の見直しや素材を無駄なく使用することを、デザインスタジオにマニュアルを配布するなどして取り組んでいます。
2007年の4月1日~7日はフランスの環境維持開発週間にあたりますが、本社から全世界のルイ・ヴィトン スタッフに向けてメッセージを配信する予定です。これをきっかけに、本社から環境に関するクイズをメール配信し、正解数をポイントして、ポイントに応じてプレゼントを用意するなど、スタッフ全員で楽しく環境対策に取り組むことができる工夫もされてきている。

環境への配慮が徹底された、パリ郊外・アニエールのアトリエ
工場で作られた製品を全世界のルイ・ヴィトンの店舗に配送する際の環境負荷を減らすために、シーズン性の高いもの以外は、なるべく船による海上輸送に切り替えるということは以前から行われていました。
最近では、「EOLE(オール)」という倉庫管理業務最適化プロジェクトを立ち上げ、パリ郊外にあるメインの物流センターを増設しました。ここでは雨水や排水を全部集め、ろ過してから地下水として戻す装置、地熱を利用した冷暖房システム、環境負荷の低減につながる建設材料などが導入されています。フランスとスペインにある工場でも、こういった、環境にフレンドリーな取り組みを導入していくことになりました。