ロハス企業レポート
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ロハス企業レポートとは
毎月開催される「ロハスクラブ評議会」では、評議員企業がレポートを発表しています。
各企業のロハスな取り組みから、「ロハスがどのような方向に向かうのか」を考てみませんか?

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持続可能な社会をめざす 松下電器の環境経営
グリーンプロダクツ
松下電器産業の日本におけるCO2排出量
松下電器産業の日本におけるCO2排出量 図1

次に、「グリーンプロダクツ」を具体的に説明しようと思います。その前に、私たちを取り巻く環境について説明させていただきます。

日本という国は、CO2排出量をGDPで割った数値でみると、世界で一番エネルギー効率の高い暮らしを実現させています。
そして、松下電器産業は世界に進出した工場を日本に戻しています。例えば、大阪・尼崎のプラズマ世界最先端工場は、 同じ工場を中国で作るとCO2の排出量が3倍くらいになります。日本でしっかりと効率性の高いものづくりを目指しています。
松下グループで排出しているCO2の量を考えると、生産部門は国内で年間200万トンくらいです。生産部門より、 私たちの商品がお客様の使用段階で大量のCO2を出しているという側面があります。30製品が1年に出すCO2の量は、2000万トンに上り、 製品を通して日本から排出されるすべてのCO2の1.5%くらいの社会的責任があると認識しています。

グリーンプロダクツ
グリーンプロダクツ 図1

その社会的責任に対して、「グリーンプロダクツ(Green Products)」という基準を設けており、グリーンプロダクツ(GP) 、 ダントツGP、スーパーGPという3つのレンジで商品作りをしています。「ダントツGP」といのは、業界ナンバー1のスペックを持った商品のことで、 こうした商品を一つでも二つでも作っていくことの積み重ねで、社会の変革に役立つ企業になれるというのが、基本的な考え方となります。
いわゆる「グリーンプロダクツ」というのは基準を毎年強化していますが、製品数は増えてきています。2010年の目標を超えるまで製品数が増加しています。 これは、お客様の要望のなかに、当初の予想以上に環境への配慮という側面が強くなっていることの表れだと思います。

経営を支えるV商品
経営を支えるV商品 図1

そして、「V商品」という、もっとも価値のある商品を社内で毎年認定する制度がありますが、これらの商品には、基本的に「ブラックボックス技術」、「ユニバーサルデザイン」、「環境配慮」 の3つが必ず入っています。この3つが入った商品を、「私たちが、一番お客さまに買っていただきたい、値打ちのある商品」という旗印にしているのです。
例えば、熱線ではなくヒートポンプで乾燥させる「ななめドラム洗濯乾燥機」、フロンガスを使わず真空断熱材による徹底的な断熱を図った 「ノンフロン冷蔵庫」、製品のライフサイクルで環境影響を低減した「プラズマテレビ」は昨年の製品に比べ、年間消費電力量は半分くらいになっています。 あまり知られていませんが、「電球型蛍光灯」は、なかなか明るくならないという欠点を解消しながら消費電力は6分の1くらいになりました。
また、家の中で10%程度のエネルギーを使用している待機電力に対しても、商品の待機エネルギーを80%くらい削減できる、 「待機時省エネIPD」というチップも開発し、いろいろな製品に導入しています。

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