“目利き”の生活者と企業の、ポジティブな関係
例えば、自分が一日にどれだけのエネルギーを消費しているかを考えてみる。さらに10年、100年のスパンで地球環境を想像してみる。
そうすれば、自分自身の生活が、二酸化炭素排出や生物多様性といった問題と密接につながっていることが理解できるでしょう。
そして、自分自身の生活における選択次第で、安心・安全な社会をつくっていくことにつながり得ることにも気づくはずです。
グリーンショッパーとは、科学リテラシーの思考をもった生活者であるべきと、私は考えます。そして企業は、そんな“目利き”の生活者に適った製品を提供してかなければなりません。
こうした双方向の啓発活動が、グリーンショッパーとグリーンカンパニーのポジティブな関係を築き、さらなる進化につながっていくと思うのです。
福岡伸一(分子生物学者)
