SOFT ECO MATERIALS



開発者の福岡先生に聞く! Q&A

~開発を担当された福岡伸一先生に聞いてみました!~

photographs by Yusuke Abe text by Kentaro Matsui
月刊『ソトコト』 2009年6月号 P132より


Q.ソフト エコ マテリアルズは何からつくられているのですか?
A.ユーグレナが、光合成によって蓄える炭水化物(パラミロン)からつくります。天然の高分子で、さまざまな環境汚染物質を吸着します。人体には無害で、最終的には自然に分解されます。

Q.さまざまな環境汚染物質って?
A.美容室では、パーマ液に含まれる変性剤、カラーリング剤の有害色素、頭皮から代謝される女性ホルモンなど。ソフト エコマテリアルズには、変性剤を無害化する成分も含まれています。

Q.シンクのS字管で混ざり合うだけで汚染物質を十分に吸着できるの?
A.洗髪時に流される廃液の量や滞留時間にもよりますが、実験室の模擬テストでは、捕捉率(吸着率)は20~70%程度です。汚染物質の種類によって、吸着される度合いが異なります。

Q.商品化に至るまでに改良された点は?
A.『EARTH銀座店』に実験設備をつくっていただき、組成や粒子の大きさを最適化するための実証実験を繰り返しました。最終的に、粒子の大きさは直径数十ミクロンになりました。

Q.ソフト エコ マテリアルズが広く普及することで、社会にどんな影響を与える?
A.毒性のものでも大量の水で薄めて流せば無害であると、一般には信じられてきました。しかし、有害物質は自然界の動的平衡のなかで、どのように作用するのか予想できません。排出する側で環境負荷をできるだけ少なくすることが大切だという意識が高まることを期待しています。

Q.変性剤や有害色素が流れ出ると環境にどんな悪影響があるの?
A.髪は、タンパク質でできています。生物も、タンパク質で成り立っています。変性剤や染料色素はタンパク質に作用するので、環境中の微生物はもちろん、水棲生物全般に影響を与えます。

Q.ソフト エコ マテリアルズを排水と一緒に流すことで、下水管や処理場には影響はない?
A.ソフト エコ マテリアルズは水に溶けず、有害物質を吸着したまま水中に分散します。ダマになりにくく、下水管を転がるように下水処理場へ運ばれていき、そこで最終的に分解されます。

←右のチューブのように色素はソフト エコ マテリアルズの粉末に  吸着して沈澱し、上澄みは無色透明に変化。

Q.ソフト エコ マテリアルズが広く普及することで、社会にどんな影響を与える?
A.毒性のものでも大量の水で薄めて流せば無害であると、一般には信じられてきました。しかし、有害物質は自然界の動的平衡のなかで、どのように作用するのか予想できません。排出する側で環境負荷をできるだけ少なく することが大切だという意識が高まることを期待しています。
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