HAPPY FESTA 2007 @ Ikebukuro HAPPY FESTA 2007 @ Ikebukuro
心地よい秋晴れの週末、池袋にある立教小学校で「HAPPY FESTA 2007 元気」が開催された。

体育館の屋根には太陽光発電パネルを設置。校内で使う電力の約3%を賄う。教室にはエコをテーマにした作品を展示。子どもたちも「エコバッグ、使うよ」。
体育館の屋根には太陽光発電パネルを設置。校内で使う電力の約3%を賄う。教室にはエコをテーマにした作品を展示。子どもたちも「エコバッグ、使うよ」。
 毎年行われる文化祭のような大きなイベントで、学年ごとに発表テーマが設けられている。

 1年生のテーマは"エコ"。3クラスある1年生の教室には、リユース、リデュース、リサイクルやエコマークなどについてわかりやすく説明したり、地球のためにできる省エネ生活をイラストで描いたりしたポスターを黒板に貼り出し、子どもたちがエコに親しむきっかけをつくっていた。さらに、立教小学校のマスコットである"立教君"を可愛らしくデザインした、手づくりのペットボトルのリサイクルボックスを各教室に設置。ペットボトルを回収することで来場者にもエコを訴えようというのだ。

 ただ、ポスターでわかりやすく説明しているとはいえ、ゴミ問題やリサイクルについて学ぶのは、通常4年生ぐらいから。1年生から"エコ"をテーマに発表するのは難しいのではと、尋ねると、「いえ、そうは思いません」と、西村由紀夫校長。「すべての生命は自然のなかで循環しています。私たち人間もその大きな環のなかに入っているということを、小さな頃から知る、とくに地球温暖化が叫ばれるこれからの時代を生きる子どもたちが学ぶことは必要でしょう。1年生の子どもたちも、分別とかリサイクルにはけっこう興味を持っていますよ」。


立教小学校のエンブレムをプリントしたエコバッグを手にする西村由紀夫校長。受付では一般来場者にエコバッグを配布。「携帯するのに便利」と好評だった。
立教小学校のエンブレムをプリントしたエコバッグを手にする西村由紀夫校長。受付では一般来場者にエコバッグを配布。「携帯するのに便利」と好評だった。
 正門を入った広場の受付では、一般の来場者にエコバッグが配布されていた。1年生を含め全校児童には、すでに教室で先生から手渡されている。エコバッグをもらった1年生の男の子に声をかけてみると、「僕も明日から使います!」と答えてくれた。

 1年生がしっかりとエコバッグについて答えることができるのは、立教小学校が普段から環境学習に力を入れているからこそ。その象徴が、校庭に広がる森だ。昔ながらの武蔵野の雑木林を模し、落葉広葉樹であるコナラやクヌギが植えられている。森のなかでは、追いかけっこをしたり、どんぐりを拾ったり、楽しく遊ぶ子どもたちの姿が見られた。

 さらに、体育館の屋根には太陽光発電パネルを設置。校舎の玄関ホールの壁に太陽光発電システムの説明や発電量を示す電光掲示板を掲げ、現在何キロワット/時発電しているかが目で見てわかるようになっている。このシステムは、理科の学習教材としても活用しているそうだ。

「これからの子どもたちには、エコを学べ、自然に親しめる環境で育ってほしい」と西村校長が微笑むように、エコバッグは未来の地球をつくる子どもたちに、環境を守るバトンとしてしっかりと手渡されていた。



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